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パンダのこと完結編(再編集)

※一部再編集、加筆しました。(2001.1/25)

今日、チベットハウスのHPで偶然見つけたんだけれど、こんな事が書いてあった。

1901年にダライ・ラマ13世は、チベットでの野生動物の狩猟禁止令を発令した。残念なことに、中国は同様の制約は実施せず、それよりも絶滅寸前種の「トロフィー・ハンティング」が積極的に奨励されてきた。チベット高原においては、39種の哺乳類、37種の鳥類、4種の両生類、1種の爬虫類の、少なくとも81種が絶滅の危機に瀕していると指摘されている。中国人によって国民のマスコットとして宣伝された有名なジャイアントパンダは、実はチベット固有の動物なのである。(「チベットを知るために」の現在のチベットの状況より)

「中国人によって国民のマスコットとして宣伝された有名なジャイアントパンダは、実はチベット固有の動物なのである。」って、アイタタタ…まじですか。。。

そもそもの元凶…

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中国を消化できない日本メディア | 中国 風見鶏便り を読んで

金正日死去。

彼のせいで地獄を味わい或いは死んでいった人たちのことを思えば心苦しいが、世界中から批難され独裁者と言われ続けた孤独さを考えてみたりする。民族集団を牽引する孤高の存在と云う点ではダライラマ法王と同じなのに、随分違う道のりだの。なんてことを書きはしたが、北朝鮮については不勉強で何も知らん。メディアが伝える虚像しか知らぬのだ。

さて、独り言はさておき、私が中国情報で最も注意してフォローしている一人ふるまい氏のブログ(コラム)から

その情報の要となるメディアが、いつまでもずるずると古くさい意識に覆われ、目の前で起こっていることを消化できずに報道の主導権を握っているという現状は、もっともっと読み手に認識されるべきだろう。

中国を消化できない日本メディア | 中国 風見鶏便り | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

より

「マスゴミ」という表現の存在が象徴するように、日本のメディアへの批判はネット上でよく見かける。いや、インターネットのない時代から外国で騒がないと日本の新聞は気が付かないという批判があった。あったけど、果たして改善されてきたか?というと、改善どころか、寧ろ酷くなってきているような気さえする。

とはいえ、日本のメディアが中国という重要な隣国の現実にこれほどピント外れだとは、ちょっと、ねー、お粗末すぎる。もちろん個人レベルでみれば優秀なジャーナリストがいることはツイッターで知っているが、では、何故彼らの視点が大きなメディアに出てこない(き難い)のか。

まあ日本のメディアへの批判は、感情的なものも含めてネット上に溢れかえっているので、ここでことさら述べる気はない。寧ろ、そのわりにピント外れの情報に踊らされている読み手も多いことを強調したい。

この文章は昨日すこし書いて、どうしても納得いかないから下書にしておいたんだけど、その間にツイッターでコラムの感想のRTを読んでいると、やはり誰も読み手側の認識不足には触れていない(見逃しただけかもしれいが)。もちろん主たる問題はメディア側にあるわけだし、140文字の制限ないでそこまで触れられないってのもあるから、さもありなんだけど、メディア云々で終わって自分の立場にも問題が存在するということに気が付いていない人も結構いるのではなかろうか。

例えば、これは古くさい意識とは違うけれど、エジプトから始まった「ジャスミン革命」の騒ぎ。あの時日本のメディアは挙って次は中国か?!と書き立てたけれど、それ以上に無邪気にツイッターなどで大騒ぎしたのが日本人だった。でも、結局不発だった。いや、弁護士がケガしたり、活動家が自宅軟禁されたり、無関係な人が拘束されたり、寧ろ状況としては後退した。そのことの反省は、メディアは勿論のこと、ツイイターなどで「革命」を囃し立てた人たちもしたのだろうか?(参考→過去ログ

何であれ上から目線で居たい人は別にして、ピント外れなメディアに踊らされている読み手の現状を認識せず単にメディア批判だけでは、メディアの問題は解決しない。メディアのレベルは読み手のレベルも反影してるんだからね。

最後に蛇足。

このブログを読む方にはフリチベの方が多いと思う。どうしても中国憎しになる心情は解らないではない。けれど、中国が無くなりさえすればチベットは幸せ万々歳!は短絡過ぎで、無責任過ぎる。それともあなたが単に中国嫌いというのならご勝手に。ただし、これだけは言える。中国の混乱はチベットにも否応無く及ぶ。もちろん世界中に。つーことは中国嫌いのあなたの生活にもね。中国に嫌味や悪口言ってチベット問題が解決できるのなら楽なもんだ。猊下が長年にわたって苦労を重ねてきた事実を、少しは考えてみて欲しい。

うーん、けっきょく昨日の下書の殆どを書き直したな。

漢族社会に生きるウイグル

ホータンで死傷者が出る騒ぎがあり、中国当局はテロリストが襲って殺したと発表し、ウイグル側からは抗議に行ったら治安部隊がやって来て殺したと…そういえば2008年にもなかったっけ?つか、新彊、いわゆる東トルキスタンではよくあるパターン(あまり使いたくないフレーズだけど…)だな。今回も当局に都合良く記録されて、真相は闇の中なのか…

今回はウイグル人の立ち位置を窺える記事を見つけたのでご紹介。

中国現場コラムvol.2 漢族のウイグル観、チベット観、内モンゴル観 その2

奥北 秀嗣
on 2011/7/15

1.新疆ウイグル自治区

筆者が初めて新疆ウイグル自治区への旅を考えたのは、2009年4月のことでした(実際に始めて新疆ウイグル自治区を旅したのは、2009年5月。ウイグル騒乱(7月5日)勃発の約1ヶ月前のこと。)。筆者は、新疆ウイグル自治区を旅するに際して、どういった所がおもしろいかを周りの中国人の友人たちに聞いて回ったのです。

 筆者は、いつも旅行する先を決定する前に、中国人の友人たちにもどこがおもしろくて、どこへ行くと良いと思うか、を聞いて回ることにしています。日本人向けの旅行本の感覚ではなく、中国人の生の感覚を知るためです。

その結果、分かったのは、中国人たちに人気があるのは、雲南省だということが分かったこともありました。雲南省は、中国の大人気トレンディードラマの中でも旅行先とされていた漢族の好きな場所です。中国人の新婚旅行先としても人気です。ヒアリング結果、中国人には、雲南省の中でもタイ族の街である西双版納が大人気だということが分かり、旅行先として付け加えたこともあったのです。

 このように、いつもは筆者が中国中を旅して回ることに好意的な反応をし、色々とアドバイスしてくれる友人たちの反応が、このときばかりは違ったのです。

 2.漢族の友人たちの反応

漢族の友人①:「新疆ウイグル自治区なんて、行くのはやめた方が良いよ。危険だよ。そんな所に行かずに雲南省にでも行けば?」

漢族の友人②:「ウイグル族は泥棒が多い。北京や他の都市でも子供に泥棒させたりしている、ろくでもない民族だよ。行くべきではない。」

漢族の友人③:「彼らはすぐにナイフを出してくるし、人を刺すことなんて何とも思っていないよ。危ないから行かないほうが良いよ。四川省の九寨沟に行きなよ。奥北の好きそうな自然がいっぱいあるよ。」

漢族の友人④:「漢族はウイグル族にひどい目に遭っているけど、漢族の警察は、相手は少数民族、しかも件のウイグル族だから、何も言えないのだよ。ひどい話だよ。警察も何もあったものではないよ。」

漢族の友人⑤:「あれだけ中央政府は新疆ウイグル自治区に投資しているにもかかわらず、ウイグル族はすぐに反発して漢族にひどいことをしてくる。金をあげているのに。」

多くの漢族の友人たちは、異口同音にウイグル族のことをなじったのです。漢族の友人の中では、新疆ウイグル自治区伊寧市出身(地では漢族は少数民族とのこと)の友人と新疆ウイグル自治区を旅行したことがある友人の2人のみが、肯定的なことを言ってきました。

曰く、「新疆ウイグル自治区に行くなら、天山山脈の南側の南疆(楼蘭など)に行くべきだよ。北疆(ウルムチなど)より良いよ。」

 3.漢族のウイグル観、チベット観、内モンゴル観 

筆者が、中国で感じたのは、漢族のうち多くの人が、ダライラマに対しては悪感情を持っているものの、チベット族のことは悪くは思っておらず、チベット自体は、憧れの旅行先。内モンゴルについても、貧乏だとは思っているものの、それほど悪感情はない。それに対して、ウイグル族および新疆ウイグル自治区に対しては大変な偏見がある、というものだったのです。

                                                            以上

さて、上のブログをツイッターに紹介した後で、こんなツイートを発見。

Twitter_spinel_jp99_[]_

で、動画は正直気分が悪くなるからね。そのことを先に断っておく。くれぐれも一日の最後に見ないように。

私自身は事実をあまり知らないので特に何も付け加えたくはないけど、ただ、これをもって「だから中国人は」「だから漢族は」などという決めつけは軽率である。それでは問題解決にならない。それとも中国への罵詈雑言を続けんが為にウイグルの少年を人身御供にし続けたいのか?まさかとは思うが、そんなヤツはこのブログに二度と来るなよ。

ウイグルから誘拐されスリをさせられる子供達 | 東トルキスタンに平和と自由を・・・

ジャスミン「革命」のこと

中国のジャスミン「革命」騒ぎだけど、やっぱり騒ぎだったね。

ちなみに、私はもともと今の中国で中東のような革命は起こらんと思っていたのもあって、どうせガセか何か、何れにしても胡散臭いなあと思っていた。いわゆる違和感てやつですか。念のため、知らない方は参考までにこちらをリンクしときます。

本当は茶番と言いたいところだが、このせいで弁護士が骨折する酷いケガを負ったり、無関係な人が拘束されたり、人権活動家が自宅軟禁されたり、等々、冗談じゃないよ!と言いたい現実も引き起こしたから、とんだ騒ぎである。軽々しく騒ぐにも程がある。

とまれ、これが自分たちがやるのなら自己責任で済む。何が起こっても自分でしたことなんだから。

だけど、今回ツイッターで煽動するようなツイート等わいわい騒いでいた多数は日本人+αであり、中国人(当事者)ではない。果たして大騒ぎした彼(女)らの幾人がそのことで起こる人権蹂躙について考えただろうか?たとえ考えたとしても、どうやって責任を負うつもりなんだろう?

この件で熱くなった人たちが何を願おうと構わない。中国の民主化を切に願う気持ちに敢えて水を差したくはない。

が、しかし、ヒートアップするだけで冷静な判断を欠けば、地獄を見るのは中国人たちなのだ。そのことを胆に命じて欲しい。

中東で起こっていることをもう一度見て欲しい。はちきれんばかりのマグマだまりに溜まりに溜まったものが一気に爆発したようなものだからチュニジアもエジプトも急激に事が運んだ。けれど、エジプトで考えたであろう中東諸国の対応はどうだろう?口とは裏腹の情け容赦のない弾圧は、既に皆さんもご存知だろう。軍が自制気味だったエジプトですら行方不明者がいるし、死者だって多いのだ。

そして中国。

今回、現にかなりの取り締まりぶりであった。これは念の為もあろうが、今後の為の体制側のデモともとれる。つまり、たとえ平和的な抗議運動であろうと断固として絶対に許さない!というメッセージ。幸いにして何やねん?状態で済んだけれど、これがもし中途半端に盛り上がったら最悪の事態になっただろう。

それに中国の人口を忘れてはならない。いくら格差による不満等と分析したところで、わざわざ生活を不安定にしてまでという階層だって数そのものは大きい筈だ。不満層はもっと多いというのなら、今度はその大きな規模がネックになる。勢いにのれば凄まじいが、勢いに乗せられなかったら…。ちなみに、このブログを読む方ならご存知でしょうが、中国の軍は共産党の軍ですからね。天安門事件の頃と事情は違うにせよ。

 

あー余所見しまくって時間かかりすぎたわい。この辺にしとこ。

最後にもう少し付け足し。

自分の気に食わな意見だからと言って発言者を悪し様に貶すのはよしましょうね。それで自分の気が済んだところで現実は何も変わらないのだから。

熱い心、熱い思いは大切だけど、それを生かすも殺すも冷静な判断力なんだからね。それすら無視するならフザケルな!と言いたい。人の命がかかっとるのだ。

以上。

あー眠いよ〜。

明日読み直すとなんじゃこらかも知れぬが、取り敢えずアップしました。失礼。

【オピニオン】中国の国家的不安 / WSJ.com より

 ここ一年間に起きた数々の出来事は、「平和的台頭」という中国のうたい文句に新たな汚点を残してきた。中国政府は近隣諸国とのさまざまの領土問題に巻き込まれている。また、政府に反対する者に対し、手厳しい表現を用いるようにもなっている。

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チベットの南で_インドvs中国

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インド国境近くにトンネル完成、部隊の迅速な展開可能に―中国

インド・アルナーチャル・プラデーシュ州に隣接するチベット墨脱県でこのほど、中国軍工兵部隊によりトンネルが貫通した。これにより、同県に至る自動車道路「墨脱公路」がまもなく完成、同地区への中国軍の展開が容易になった。中国は、同州がインドにより不法占拠されていると主張している。鳳凰網が報じた。 続きを読む…

今回のノーベル賞騒ぎで中国政府に変化はあったのか?

ツイッター(あるいはこちら)でチベット関連のニュースをピックアップしているというわりに、劉氏のノーベル平和賞受賞に関する中国側の反応を伝える記事に関しては、タイトルを目にしてるだけで殆ど内容を読んでいない。だって新しい事実が出るわけないし、タイトルと発信元を見れば大凡どんな内容か察しはつく。かといって全くツイッターなどで取り上げないわけにはいかない(自分で決めた以上はね)。 続きを読む…

新しい可能性へ

今朝ツイッターにピックアップしたけど、チベットやウイグルの運動家と中国人権運動家の結びつきは注目すべき動きではなかろうか。

記事の中にもあったけど、これまでチベットやウイグルの抗議運動と中国人権運動とは、連携が皆無というわけではなかったが、大局的には別々に動いていた。おまけに中国の人権運動と云えば法輪功絡みの一部の運動しか(少なくとも外部には)見えてこなかった。 続きを読む…

世界情勢の中のチベット問題

インドがチベット南側に偵察隊5000人―中国

2010/11/24(水) 19:25

インド軍は今月11日、チベットの南側にあたるアルナチャルプラデシュ州、5000人の「アルナチャル偵察隊」を新設、配置した。インド側はこれまで、「アルナチャル」という地名を出すことを意識的に控えていたが、この地名をつけた部隊が今回、初めて誕生した。インド各メディアはこのところ、14回目となる中印両国国境紛争調停会談が近くニューデリーで行われるとしきりに報じている。中国青年報などが伝えた。

両国国境紛争の調停会議を目前に控え、また、インドのシン首相が両国国交樹立60周年を記念して温家宝首相をインドに招待して2週間も経たないこの時期に、インド軍は国境に5000人規模の偵察隊を配置した。

偵察隊の隊長は、このような動きを弁解するかのように「中印国境地帯は現在、平和な状態にあり、中国側からの脅威はまったく感じていない。両国関係は極めて友好的だ」と話す。

中国の温家宝首相とインドのシン首相は、先月29日にベトナム・ハノイで10回目の首脳会談を行った。温家宝首相は両国の国交樹立60周年を祝うため、訪印する意向を示した。両国首脳は、双方が引き続き国境地帯の平和と安定を守り、平和と友好、対等な会話、相互尊重、相互理解という精神に基づき、お互いの関心について配慮し、双方がともに受け入れることができる公平で合理的な国境紛争問題解決案を模索していくことで合意に達した。

中国のアナリストは「両国国境に新たな武力配置を現時点であえて断行することは、インドにとって賢明な行動とは言えない。それどころか、自信のなさを自ら暴露しているようなものだ」と指摘する。(編集担当:松本夏穂)

チベット関連のニュースを拾っていて感じるけど、インドは軍事的にかなり中国を警戒してる。尤も、一方で経済的な関係を深めて互いに市場の旨味を求めあっているから、一部の人が期待する単純な「中国包囲網」なんてのは実質的には妄想と云えるレベルだろう。

チベットにとっては他人事どころか自分たちの未来に大きく影響する二国間の関係だけど、インドも中国も、それぞれ内に重症問題を孕みながら、周囲の隣接する国々(日本も含まれる)のほぼ全てとも殺伐とした難問を抱えている。そこに欧米露も加わって、まあ実にややこしい。

チベットにとって、やはり第一の頼りはアメリカであるのは確かだが、そのアメリカもイラク、アフガン、パレスチナ、北朝鮮を抱えてる。ちなみにイスラエルに最近ロシアが接近してきているというし、トルコは独自色を強めて(アメリカにとって)キカンボウになってきた。南米にもチャベスたち反米政権がおるしねえ。

更にアフガン問題ではパキスタンの存在がネックと云うか何ていうかね。パキスタンからすれば、カシミール紛争と北部の独立?(よく知らないが)運動とタリバン政権を上手く天秤にかけて微妙なバランスをとっていたのをブッシュJr.がぶっ壊したわけで、本音はいい迷惑だろう。更にムンバイのテロ事件と言った形でインドにまでトバッチリ。(この辺、かなり独断と偏見ありますが、ぶっちゃけこんなところではなかろうか。かなり乱暴だけども…)

とまあ、そんなわけで、まだまだ他にもあるけど、今やチベット問題一つ考えるにしても、いろいろ世界に目を向けなくちゃならんのだなこれが。大変よもウ。

もちろんチベットに限ったことじゃない。どんなに局所的な問題でも地球規模で世界各地と何らかの関係をもっている。

だからといって問題を徒に拡大して複雑にするのも現実的ではない。広い関係性を理解しながら焦点を絞ってゆかねばならない。この点で、単純に中国の悪口言ったり皮肉ったりするしか頭にない人は、チベット問題に関わる前にもっと視野を広げるべきだ。一つの方向から物事を見るだけでなく、逆の方向からも見る思考の目をもたない人は、狡猾な人に利用されるのが落ちだわね。

 

ちと一般論の方に話が広がりすぎたな。時間も時間なので、この辺にしておきますが、何れにしてもインドと中国の関係は、今後ますます注意深く観察する必要がある。

世界人権デーと劉暁波氏アクション|Free Tibet Japan Homeより

12月10日は世界人権デーです。

世界人権宣言公式サイト日本語ダウンロード

http://www.ohchr.org/EN/UDHR/Pages/Language.aspx?LangID=jpn

1968年(昭和43年)以降、5年ごとに、世界人権デーである12月10日に、国連人権賞が授与されています。今年の受賞者である劉暁波氏は中国の有名な人権活動家であり、作家です。彼がノーベル平和賞を受賞したのは、彼の人権に対するこれまでのめざましい貢献を受けてのことです。

劉暁波氏は「08憲章」を起草・発表しネット上で連署者を募りました。現在、連署者の数は12000名にのぼり、今も増え続けています。

08憲章」全文:ブログ「思いつくまま」より:

http://blog.goo.ne.jp/sinpenzakki/e/597ba5ce0aa3d216cfc15f464f68cfd2

劉暁波氏はチベットやダライラマについても、政府の政策の失敗を指摘し、チベットの自治に対する具体的な提案、「チベットの状況に対処するための12の提案」を連名で発表しています。12項目の日本語訳は福島香織さんのブログ読むことができます。

北京在住のチベット人作家ウーセルさんは、自身のブログhttp://woeser.middle-way.netで、刘晓波先生说:“汉人无自由,藏人无自治”』(劉暁波先生説「自由無き漢民族と自治無きチベット人」)を発表し、その中で劉暁波氏のチベットに対する見解をまとめています。彼はこう述べています。

『漢民族が独裁政権の下で暮らす限り、チベット人が漢民族よりも先に自由を得ることはないだろう。本土の人々が正しい自治を得ない限り、チベット人や他の少数民族がそうなることはないだろう。よって、チベット問題を解決に導くための最も基本的なことは中国全土の政治形態による問題を解決するしかない。今後、チベット問題の解決に向けていかなる方法を用いるようになっても、中国全土が民主化の道を進むことが政治的な前提条件である。』

同ポストの英訳は:High Peaks, Pure Earth http://www.highpeakspureearth.com/2010/10/liu-xiaobo-han-chinese-have-no-freedom.html

彼は現在、不公正な裁判の結果、「国家転覆罪」の罪で11年の刑を受けて服役しています。

中国政府は、ノルウェー政府に対し、劉暁波氏のノーベル平和賞の受賞の動きに際し、様々な圧力をかけており、中国国内に於いても、劉暁波氏の家族を軟禁下に置き、授賞式典への出席を妨害しています。

中国外交部の崔天凱副部長は5日、「授賞式に出席する国は、相応の結果を招くことを覚悟しなければならない」と述べ、他国の授賞式参加に対しても圧力をかけている。ノルウェーのメディアは、「本人は中国で服役中であり、今年のノーベル平和賞授賞式は、受取人不在という異例の事態となりそうだ。」と述べています。

国際的にチベット支援活動を展開する私たちは、劉暁波氏と、言論の自由を訴えたがために獄中に置かれている中国の多くの人びとが、直ちに釈放されなければならないと考えています。

劉暁波氏の素晴らしい功績と、彼のノーベル平和賞受賞を祝うことは、中国本土の一般大衆に対し、『人権』は 人類共通の権利であり、等しく万人に与えられているものであると、伝えるものです。

日本政府と牧野衆議院議員に対する激励メッセージを送ってください。

劉暁波氏のノーベル平和賞授賞式へ、出席を表明した日本国政府と牧野衆議院議員に以下のような短いメッセージを送ってください。

メールで送る際はコピーしてお使いください。

劉暁波氏アクションシートをダウンロードする。

日本国外務大臣 前原誠司 様

駐日本国ノルウェー大使 城田安紀夫 様

衆議院議員 牧野聖修 様

私たちは日本国政府が、城田安紀夫、駐ノルウェー大使を12月10 日に行われる劉暁波氏へのノーベル平和賞授賞式に参加させるという、中国の隣国として、自由と人権、民主主義を尊ぶ国家としての姿勢を鮮明にしたことに感謝します。併せて「 アジアと中国の民主化を支援する会」で「チベット問題を考える議員連盟」でもある代表世話人の牧野聖修衆院議員が同式典に出席することを決めたことに敬意を表します。

2010年 月 日

貴方の署名

キリトリ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

送付先

・  日本国外務省 ご意見・ご感想コーナー:メールフォーム

https://www3.mofa.go.jp/mofaj/mail/qa.html

・ 前原誠司外務大臣 メール:info@maehara21.com

ファックス 国会FAX:03-3592-6696 事務所FAX:075-702-9726

・  城田安紀夫駐日本国ノルウェー 大使: ryouji@japan-embassy.no

・  牧野聖修 衆議院議員 makino-seishu@seishu.org

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on 日曜日, 11月 21st, 2010 at 04:48 and is filed under Campaigns, News & Alert, Urgent Action.
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思わずフリーチベット!と書きかけた。ここはFREE CHINA !だな