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ブータンの主食、米の自給率は50%

幸せの国ブータンの主食、米の自給率は50% | FOOCOM.NET.

 たしかに、農業従事者は約7割に達します。しかし、農務省を訪問した折、数人の役人から食料自給率は50%ほどという言葉を聞いて、びっくりしました。食生活は、お米が主食でほぼ野菜中心という質素なものですが、安価な米がインドから入ってくるそうです。首都ティンプーの市場では、ブータン米が1キロ60Nu(ヌルタム、1Nu=約1.6円)ですが、インド米はその3分の1ほど。

稲作農家は、自分でつくった米は売って、安いインド米を買ってくるなんてことを当たり前にやっているというのです。
日本の米も3倍も違えは、行動が変ってくるかも・・。それはさておき、こうやって米の自給率は降下の一途であると農務省の役人は心配顔で話していました。

1999年以降、それまでの鎖国状態に流入したモノと情報は、やはりブータンとて例外なく、人々の心と社会を徐々に変質させてゆく。それが結果として良い方向に向かうのならいいが、良くない方向、残念な方向へ向かうのなら…なんて感傷まじりの心配や不安を以前書いた気でいたが、別のブログに書いていたことに今気付いた。後で探してリンク付けときます。

で、その不安は徐々にだけど現実として進行しているようだ。短絡的な判断は避けるにしても、あと家はまだしも、収入の何倍も借金して家電製品買うなんてねえ。

あと気がかりなのはゴミ問題。これは早め早めに手を打たないと環境破壊に繋がる重大な問題なのに、なかなか理解されずに後回しにされやすい。ま、人口が少ないのが救いだけど。

とはいえ、ブータンには幸いなことに人望のある若いリーダーがいて、ネパールと言う反面教師もそばに在る。経済という麻薬に翻弄される世界にあって、GHPと経済をいかに巧くバランスをとって”幸せの国”を維持してゆくのか、ブータンの今後が物凄く気になる。

あーーーーブータン行きたいなあ。

ブータンの勝手口_血迷い510(リライト)

Twitterで珍しく「ブータン難民」などという言葉が目に入ったので、ブータンのこと書こうかと思ったけれど、参考のつもりで以前のエントリーを読んでいたら、いちいち書くのが面倒くさくなってきた。

つーわけで、今回は旧ブログ「血迷い510」2007年11月22日を一部修正したほぼ再エントリーです。 続きを読む…

ブータン小・中学校歴史教科書 ブータンの歴史

また懲りずにやっちまっただ。

返却日までに全部読み切れないってのに本を借りてきた。

Img_3418

今回は6冊。並べると厚さ20cm弱ってところか?

先日、TIBET ROOMチベット本のコーナーを作ったのはいいんだけど、そういえば石濱センセイの本が一冊もないというのは「一応フリチベ」の私としては片手落ちだなあ〜と、軽く感じた。そこで総合カテゴリーに入りそうな「チベットを知るための50章」という手軽な本。

で、もう少しディープなのと思って探すうち、そだ!ブータン!と天のお告げのように急遽方針変更。ぶーたんぶーたんぶーたんたん♪(実際には歌ってないぞ!)というわけで入門編のような本…のつもりでいたが、気が付けば「内モンゴル」の本をPC検索しているし、目に止まった本を考えずにかごに入れるし…

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ブータンのビジネス

国際 / ヒマラヤへの投資誘致を目指すブータン / The Wall Street Journal, Japan Online Edition

【ティンプー(ブータン)】1990年代末までテレビもなかったヒマラヤの小国ブータンの政府は、外の世界へ向け、メッセージを発している。かつて外国人にはほぼ閉ざされていたブータンがビジネスに門戸を開放するというメッセージだ。

大仏 Reuters

ティンプーに建設中の大仏

経済に関して数字をあげて云々なんて柄じゃないし、勿論しませんが(つか出来ない)、そのぶん端的に申すと、ブータンはマッキンゼーの言うなりにしたら単なる最貧国に落ちぶれるだけ。なんてのは極論かもしれないが、経済効果だけで性急に開放を押し進めるのはリスクが大きすぎるのではないか。

インド一国に依存している今の経済状況も問題がありすぎるが、さりとて国民総幸福量にしても、その陰でヒンディーの難民問題など、清貧なイメージに似つかわしくない人権問題も抱えている。

うーん、考えが全くまとまらん。寧ろ散乱してゆくが、ともかく上の写真を見ていると心配になってくる。産業発展の名目で自然が壊され、それが輪廻の如くブータン固有の文化を土台から崩してゆくような気がするのだ。

もちろんヒマラヤの向こう側(チベット)も気になる。

それにユキヒョウの行く末も不安だ。

時代の流れと口で言うのは簡単である。

旅人の口々から「ブータンは終わった」と聞こえてくることがないよう、慎重な舵取りを願う。